大会終了から2週間経過してようやく更新。今回は日本人選手が出場した男子3000m障害と男子マラソンに焦点を当てたい
男子3000m障害には富士通の潰滝大記選手が出場した。潰滝選手は高校時代から同種目で高校トップレベルの実力を持っており、日本選手権でも優勝を経験している実力者である。結果として予選で敗れたもののまだ20代前半のためチャンスはある。東京オリンピックでは決勝に残る姿を見せてもらいたい。そのためにもトラックでの更なるスピードアップとハードリングでのロスタイムを減らすことは必要不可欠だろう
男子マラソンには埼玉県庁の川内優輝選手、安川電機の中本健太郎選手、MHPS長崎の井上大仁選手が出場した。川内選手が9位、中本選手が10位と入賞にあと1歩届かない内容だったものの不調が続いていた2選手が復活した。3選手の中で最年少の井上選手は26位と苦戦したものの、世界レベルの走りを体感できたことはプラスになったはずである。しかしながら課題もある。川内選手、中本選手ともに30代で代表に選ばれている。つまり世代交代がまだ進んでいないのだ。若い選手も強くはなってきている。あとは選考レースで飛躍するだけだ。3年以内にその瞬間が訪れてほしいと願う
後編(というより番外編)をやるかもしれない
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