今年度が始まった時の予想は、三大駅伝でトップ3をキープできる。あわよくば優勝と思っていた。しかし、今年度は二冠を獲得。特に今世紀に入ってまだ優勝した事の無かった出雲駅伝で優勝してしまった。なぜ二冠を獲得できたのか?一つ目は、3年生の中村匠吾選手と村山謙太選手が明らかな成長を見せた事だろう。二人とも昨年までは主力選手の一人に過ぎなかった。しかし今年は他校のエースを圧倒するまでに成長した。窪田忍元主将の代では果たす事のできなかった「箱根駅伝総合優勝」を中村匠吾次期主将の代で果たして欲しい。二つ目は、レースごとに好走する選手が現れた事だろう。出雲駅伝では、1年生の中谷圭佑選手と西山雄介選手。全日本駅伝では、2年生の馬場翔大選手。優勝はできなかったが、箱根駅伝でも、3年生の西澤佳洋選手と1年生の大塚祥平選手と2年生の其田健也選手という三大駅伝デビュー戦のランナーが好走した事は大きかった。窪田忍選手や油布郁人選手などの抜けた穴は大きいかもしれないが、今年度以上の成績をとってほしいと思う
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