私自身のショックとテスト勉強が続き、本来ならば1年の始まりに書くべきニューイヤー駅伝の記事がここまで遅くなったことを申し訳なく思う
それでは…
まずは旭化成の優勝を称えたい。90年代は1996年の2位を除き、全て優勝していた名門でありながら近年は苦しんでいた旭化成。しかし昨年度に入社した市田孝選手(4区)、村山謙太選手(5区)、市田宏選手(6区)が2年目にして他チームの主力選手を抑えて区間賞を獲得した。特に6区を走った市田宏選手は九電工の高井和治選手の持つ区間記録を更新し、優勝を決定付けた。ニューイヤー駅伝は前半区間に強い選手を起用する傾向が強いものの今回の旭化成は5~7区にも強い選手を起用したことで選手層の厚さを見せ付けた
私の応援しているコニカミノルタは1区を走った設楽啓太選手が終盤に出遅れ、トップと32秒差の28位と出遅れてしまう。しかし2区を走ったサムエルムワンギ選手の好走で12位まで押し上げる。そして3区を走った菊地賢人選手は4位まで押し上げ、上位戦線に押し上げる好走を見せた。4区を走った神野大地選手はルーキーイヤーということもあり、終盤に周りの選手に抜かれてしまい7位で襷を繋いだ。5区を走った山本浩之選手は2年連続区間賞とはならなかったものの、3人を追い抜いて4位まで戻す。6区を走った宇賀地強選手は万全ではなく7位まで順位を下げてしまうものの、コニカミノルタには彼が必要だ。7区を走った野口拓也選手は2年連続区間賞の好走を見せるものの旭化成には追い付くことはできず、5位でゴールした。今回は故障者が多い中でも入賞と関東勢最高順位は守ったため未来に繋がった
最後に今回のニューイヤー駅伝で大健闘した三菱日立パワーシステムズを取り上げたい。過去の最高順位は昨年の11位。08年、09年と連続でニューイヤー駅伝出場を逃しながらもそこから強化を図り、今年の九州実業団駅伝では旭化成を抑えて優勝していた。ニューイヤー駅伝でもその実力を遺憾なく発揮し過去最高順位を大幅に更新する4位でゴールした。実業団のチームバランスの変化を到来した気がして楽しみである
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