今回は雨という悪条件の中でのサバイバルレースとなった。
優勝はかつて愛知製鋼に就職していたサムエルドゥング選手(2:09:08)九電工の前田和浩選手が4位(2:11:46)で日本人トップの成績だった。初マラソンだったコニカミノルタの野口拓也選手が日本人2番手の5位(2:12:28)という結果となった。5kmの段階でペースメーカーの設定タイムより30秒遅いというスローペースな展開となり、結果として選手の目標タイムを大幅に下回る内容となってしまった。前田選手はこの大会で2大会連続の世界陸上代表を目指していたと思うが、代表選考は一層混迷を極める事となった。また、今回は松宮隆行選手、松宮祐行選手の秒差フィニッシュ(双子の弟の祐行選手がフルマラソンで初めて兄の隆行選手に先着)というコニカミノルタファンの私には面白いワンシーンを観る事もできた
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